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販路を必要としているメーカーと売上向上を目指している専門店(小売店)をマッチングさせることで、新たなビジネスチャンスを提供していきます。また、メーカーは国内生産にこだわりを持つ方々と手を組むことで、日本のアパレル産業の活性化に貢献していきます。
日本のアパレル産業は厳しい状況が続いていますが、新たなビジネスモデルを構築していくことは可能で、まだまだ勝負できる土壌といえます。現に、こだわりのモノづくりを目指して新たに創業する人々は多く存在します。また、売上は減少しているものの、優良顧客を保有し、何とか踏ん張っている専門店も多く、その先には、価値のある商品を求めているエンドユーザーが数多く存在しています。このように、モノづくりにこだわりを持つ新たなブランドが芽を出そうとしている中、専門店の多くは彼らの存在を知る機会が少なく、また、実際に取引を開始していく機会が少ない状態です。
これらの需給が十分にマッチング出来ておらず、出会いを創出することで双方のビジネスチャンスが拡大していくことは明白です。
期間限定のイベント開催に関する、メーカー側と小売店側のマッチングを行っていきます。販路とこだわりの商品をマッチングさせていくためのスキームとなります。
日本の国内生産であること
こだわりのあるモノづくりを行っていること
※特に創業間もない企業に、販売する場の提供を行っていきたいと考えています
販売力、もしくは集客力に自信があること
それぞれの思惑をすり合わせていくことが前提となりますが、基本パターンは以下となります。なお、予約受注会と現物販売の2つの方法を実施しています。
当社が、メーカー側のイベント開催の主旨、内容を把握
当社が小売店側にイベント開催の打診
開催期間や諸条件を確定
1か月前:DMやパンフレットなど、メーカー側の販促物を小売り側に送付。
小売店側は固定客を厳選し、DM発送など集客のためのアクションを起こす
2日前:メーカーから、小売店へ商品を到着させる
前日:小売店側はイベント準備をおこなう
当日:イベント初日はメーカー側からの販売応援が望ましい
終了後翌日:小売店からメーカーへ商品の返送を行う
注文を確定させ、受注額をメーカーおよび当社へ連絡する
商品完納後1か月以内:小売店からメーカーに入金
商品完納後45日以内:メーカーから当社へ指定料率の金額を入金
以下が標準型の収益モデルです(販売上代対比)。状況により、変動します。
メーカー 卸値65~70% ⇒ マッチングフィー10%を当社に支払い
専門店 粗利30~35%
・こだわりのあるメーカーと優良顧客を保有している販売店の確保
・メーカーと販売側のマッチング
・イベントのスケジュール確定
・納品管理、売上管理、返品管理
・ホームページによる会員専用サイトの運営
納品、検品、返品時の品番・数量の不一致
<対応策>
商品到着日に検品を行い、相違が無いことを確認する
仮に相違が生じた場合、即座に双方で確認し、解決していく
メーカー側の在庫負担
<対応策>
受注会形式で行うことで在庫負担を0にする
(受注会形式であれば、商品の需要予測にも役立つ)
専門店の既存ブランドの売上減少
<対応策>
イベントを集客マシーンと位置付け、既存ブランドの販売へつなげていく
回収リスク
<対応策>
安定した経営を行っている専門店さんのみを紹介
その上で生じるリスクは、通常のビジネスと同等といえる
イベントを開催した小売店がそのメーカーの商品の定期的な仕入れを開始した時点で、その後は直接取引に移行していただきます。つまり、このマッチング事業の一つの目的は、こだわりのあるメーカーの販路開拓にあります。特にアーリーステージの企業においては、販路を開拓できることでモノづくりに集中することが可能となり、ビジネスの早期安定化を実現していくことが可能となります。多くのアパレル企業の社長は、事業を立ち上げて1億円まで売上を伸ばすまでが大変だったと振り返っています。その後の10億円までは様々な挑戦を行うことができ、10億円から100億円までは割と容易であった、とコメントを残しています。
こだわりのあるモノづくりを行っている、アーリーステージの起業を支援していくことが、日本のアパレル産業の活性化につながると信じています。
また、当事業の発展形として以下のモデルも検討しています。グローバル化は避けて通れず、専門店の経営も厳しさを増していますが、以下の提案を行うことで、当事業の発展性を見出していきます。
専門店 新規の海外ブランドの紹介、アパレル関連商品以外の紹介
メーカー 海外の販売店を紹介
以上により、専門店およびメーカーそれぞれの存在意義を示し続けることが可能であれば、会員企業の発展は可能であると考えられ、当社のビジネスモデルも永続していくことが見込まれます。