(株)アパレル・コンサルティング 社長のブログ

ファッションビジネスから中小企業診断士業務全般にまつわる雑感

【補助金情報 vol.2 ~2020年度経済産業省の補助金最新情報~】

我々「ファッションビジネス研究会 企業支援チーム」で、配信しています補助金の情報に関するメルマガです。2020年2月に配信した内容ですこし古い情報ですが、アーカイブとしてのせてみます。

こんにちは

ファッションビジネス研究会企業支援チームの熊谷です。

巷では新型コロナウイルスが猛威を振るっていますが、私自身、普段しないマスクをし、1日でも早く治まることを祈るばかりです。今回の件で、市場経済も大きく影響を受け始めています。

健康第一はもちろんですが、こんな時だからこそ、指針となる事業計画書の必要性を実感いたします。市況を冷静に分析しながら策定していた戦略を修正し、足元を固め、中核事業を研ぎ澄ましていきましょう。

さて、第2回目となる今回は、展示会に有効な補助金と補助金申請の際に活用できる電子申請に関する情報をお届けいたします。

1.展示会に有効な補助金

1)持続化補助金(小規模事業者持続的発展支援事業)

 概要:小規模事業者が、商工会・商工会議所の助言等を受けて経営計画を作成し、その計画に沿って地道な販路開拓等に取り組む費用に対して補助

    対象:店舗の改装、HPの作成・改良、チラシ・カタログの作製、広告掲載等

 限度額:50万円 2/3補助

使い勝手がよく、活用されている企業が多い補助金です。本年度の公募も決定しており、3~4月に公募要領が発表される見込みです。以下、昨年の12月26日に中小企業庁のHPで発表された内容ですが、今年も大枠に変更がないことが予測されています。

https://www.chusho.meti.go.jp/koukai/yosan/2019/191226yosan03.pdf

2)販路拡大助成事業

 概要:販路拡大を目的とした、国内外展示会への出展・PR等に要する経費の一部を助成 

 対象:展示会参加費(出展小間料、資材費、輸送費、など)販売促進費(印刷物・PR映像制作費、広告費、など)

 限度額:150万円 

 補助率:小規模企業者2/3 中小企業者1/2

東京都の助成金(窓口は東京都中小企業振興公社)で、対象企業は都内の企業に限定されるのですが、非常に使い勝手の良い助成金です。以下、最新の情報ですが、今年も4月から公募が開始される見込みです。

https://www.tokyo-kosha.or.jp/support/josei/jigyo/hankaku.html

2.電子申請に関する情報

上記、持続化補助金もそうですが、経済産業省は補助金申請に「jグランツ」という、新たな電子申請システムを導入しました。使用する際は「GビズID」の取得が必要で、審査期間は2~3週間です。申請を電子申請に限定する補助金も徐々に増加することが予測されていますので、今から準備を初め、早めに取得することをお勧めいたします。

以下、詳細を記したサイトです。

経済産業省 「補助金申請システム(Jグランツ)を開発しました」

https://www.meti.go.jp/press/2019/12/20191224003/20191224003.html

補助金の募集期間は限定されており、また、多様な補助金があります。興味を持たれましたら、早めに専門家に相談することをお勧めします。

<ファッションビジネス研究会 企業支援チーム>

国家資格である中小企業診断士のアパレルに特化した研究会

「ファッションビジネス研究会」内で、実際にクライアントに対して事業計画書、販路開拓、売上・利益向上、補助金申請等をお手伝いする専門家のグループです。

代表 熊谷 学   kumagai@apparel-consulting.co.jp

   川崎 佳朗  kawasaki@o-mart21.com

   武政 勉   t-akemasa@ab.auone-net.jp

   増野 雅之  masunomasayuki@ybb.ne.jp

     

【補助金情報 vol.1 ~2020年度経済産業省の補助金最新情報~】

前回お伝えしました我々「ファッションビジネス研究会 企業支援チーム」で、
配信しています補助金の情報に関するメルマガです。
2020年1月に配信した内容ですこし古い情報ですが、アーカイブとしてのせてみます。

 

こんにちは
ファッションビジネス研究会企業支援チームの川崎です。

今回は2020年度経済産業省の補助金の情報をお伝えしたいと思います。

昨年の12月26日に経済産業省の令和元年度補正予算が更新され、
中小企業生産性革命推進事業の予算が3,600億円計上されています。
令和2年の予算は前年度1,100億円を超える大幅な増額です

特に補助金関連については、
「ものづくり補助金」「持続化補助金」「IT導入補助金」の
3大補助金がパッケージ予算として、まとめられています。

また、令和2年より、新たに
「過去3年以内に同じ補助金を受給している事業者は減点される」
という新ルールが課せられていて、はじめてその補助金を申請する事業者が
有利に採択される可能性が高くなります。
そして、今年より申請は郵送でなく 補助金申請システム・Jグランツに
登録しWEBでの電子申請になります。

3大補助金について発表されている資料は下記になります。
https://www.chusho.meti.go.jp/koukai/yosan/2019/191226yosan01.pdf
※ものづくり補助金に関しては3月頃に公募が開始されるようです。

はじめて補助金を申請する人が有利に採択される可能性高くなるとは言え、
すべての事業者が採択されるわけではありません。
電子申請登録や加点対象となる要件を含め事前準備は必須となります。

興味を持たれましたら、早めに専門家に相談することをお勧めします。

<ファッションビジネス研究会 企業支援チーム>
国家資格である中小企業診断士のアパレルに特化した研究会「ファッションビジネス研究会」内の、実際にクライアントに対して事業計画書、販路開拓、売上・利益向上、補助金申請等をお手伝いする専門家のグループです。

代表 熊谷 学   kumagai@apparel-consulting.co.jp
川崎 佳朗  kawasaki@o-mart21.com
武政 勉   t-akemasa@ab.auone-net.jp
増野 雅之  masunomasayuki@ybb.ne.jp

【補助金情報 vol.6 ~2020年度経済産業省の補助金最新情報~】

久々すぎるのですが、ブログを更新してみます。

現在、我々「ファッションビジネス研究会 企業支援チーム」で、
補助金の情報に関するメルマガを配信しています。
今回は、2020年5月20日に配信した第6回目のメルマガを記していきます。
今後も、当ブログにも記していく予定ですが、時機を見ながら、
アーカイブとして過去に配信した情報もアップしてみます。
では、以下、ご確認くださいませ。

 

こんにちは
ファッションビジネス研究会企業支援チームの熊谷です。

通常ならGWもあけ、夏商戦の本番に突入している時期ですが、
今年は今まで体験したことのない、まさに『非常事態』に見舞われています。
コロナウイルスもようやく沈静化しつつあり喜んでいるのですが、
まだまだ油断できない状況といわざるを得ません。
実体経済への影響は計り知れず、先を見通しづらい状況といえます。
下を向いていても事態は好転しませんので、
信念と創意工夫により、難局を切り抜けていきましょう。

さて、第6回目となる今回は、現在公募が開始された
『Buy TOKYO推進活動支援事業補助金』に関する情報をお届けいたします。
東京都限定かつ東京都産品という縛りがありますが、限度額も大きく、
海外に向け販路開拓していく企業には非常にお勧めの補助金です。

 

補助金名 『Buy TOKYO推進活動支援事業補助金』
概要:東京の特色ある優れた商品等(東京都産品)を国内外に向けて
販売・周知等を行う都内中小企業者等の「新たな取組」に対する補助金
対象:展示会出展費用、販促業者などへの委託費、HPの作成・改良、
チラシ・カタログの作製、広告掲載など
限度額:1年目 1000万円 2/3補助
2年目  600万円 1/2補助
特徴:販売促進に特化した補助金であり、限度額も大きな補助金
東京都から委託された企業が窓口となり、ハンズオン支援を実施
2年間有効な補助金
募集期間:5月14日~6月10日(必着)
公式サイト:https://by-tokyo.jp/about

 

実は、私の支援先も2019年度に採択され、有効に活用できています。
オープンに出来ない情報もあるのですが、
採択社数は20~30社と少なく小規模の補助金ですが、使い勝手は非常に良いです。
東京都から委託された運営事務局企業は2020年に変更となりましたが、
前年度同様もしくは更にパワーアップされ、具体的な支援を仰げます。

申請までの期間は短いですが、申請に挑戦したいとお考えであれば、
一度連絡を頂戴できますと幸いです。
全力でサポートさせて頂きます!

 

<追加情報>
6月上旬の予定ですが、PLUG IN のセミナーが開催される予定です。
我々もスピーカーとして参加させて頂き、補助金に関する情報をお届けする予定です。
同セミナーに関する情報が必要な場合、連絡を頂けますと幸いです。

 

最後になりますが、補助金の募集期間は限定されており、
また、多様な補助金があります。
興味を持たれましたら、早めに専門家に相談することをお勧めします。

 

<ファッションビジネス研究会 企業支援チーム>
国家資格である中小企業診断士のアパレルに特化した研究会
「ファッションビジネス研究会」内で、実際にクライアントに対して、事業計画書、
販路開拓、売上・利益向上、補助金申請等をお手伝いする専門家のグループです。

代表 熊谷 学   kumagai@apparel-consulting.co.jp
川崎 佳朗  kawasaki@o-mart21.com
武政 勉   t-akemasa@ab.auone-net.jp
増野 雅之  masunomasayuki@ybb.ne.jp

『商業界』8月号

久々のブログ更新です。

『商業界』8月号に記事が掲載されました。

テーマは『日本の専門店白書2011』であり、毎年掲載される記事です。3年前から執筆する機会を頂いており、今年も婦人服を担当いたしました。決算が出揃ったところで2010年度の状況を整理していくという狙いがあり、2010年度の動向が中心となります。

当然、新年度になり数カ月過ぎていますので次年度の予測を踏まえているのですが、市場は連続性を保持し、通常大きな変化は見られません。変化があったとしても、何らかの示唆が見られます。

しかし、今年は東日本大震災があり、市場に圧倒的な“想定外”の影響を与えています。これほどの災害ですのでそれは当然なのですが、思いのほか、アパレル業界の4月度以降の売上が良いことには驚いています。本日、百貨店を中心としたクリアランスがスタートしましたが、ここでも思いのほか数字が取れていると聞いています。何とか目前の数字に食らいついていますが、今の日本にとって今回の大震災が大きな岐路となることは明白といえ、力が尽きないことを祈るばかりです。

その中で、自分にできることから行動に移し、日本人としての役割を全うしていきたいという思いが日増しに強くなっています。

与えられるのでは無く、使命をつかみ取って行きます!

ルミネ『専門家診断』

ルミネの『専門家診断』の記事が繊研新聞に掲載されていました。

毎回覆面調査で実施されており、今回で12回目。『商品×売り方(接客)×マネジメント=売上』というルミネのCS(顧客満足)の考え方が着実に浸透してきており、高得点を獲得するショップが増えているとのことです。接客ロールプレイングの『ルミネストコンテスト』など、接客技術向上への取り組みが奏功しているとのことです。

ちなみに、専門家診断の項目は以下となっています。

・身だしなみ・名札

・アプローチ

・ニーズ確認

・商品説明

・再来店促進

・聞き方

・話し方・お客の質問

・店づくり

・クリンリネス

皆様の店舗でもチェックなされてはいかがでしょうか!

東日本大震災

3月11日の東日本大震災、被災地の方々のことを思うと胸が痛みます。

安否が不明の方も未だ多く、軽々しく言える状況ではないのですが、今日よりよい明日を信じていくしかありません。一社会人として、そして中小企業診断士として、私にできる支援を行動に移していこうと思います。

色々な支援方法があり、また、賛否はあるかと思えるのですが、株式会社スタートトゥディではチャリティーTシャツの販売を開始しました(ZOZOTOWNのサイト)。

皆様もよろしければご協力ください!

スピングルムーヴ

スピングルムーヴ、良いですね。

今日の繊研新聞に百貨店バイヤーズ賞メンズ部門賞が発表されており、『スピングルムーヴ』が靴部門の2位になっていました。広島県府中市にある株式会社スピングルカンパニーの代表ブランドなのですが、見事なまでのこだわりのものづくりを行っています。

『スピングルムーヴ』の特徴はバルカナイズ製法。柔らかいゴムに熱と圧力を加えることで、ゴム底と靴本体を固める製法のこと。160年以上前に開発されたスニーカー作りの原点で、現在、この製法でスニーカーを作っているのは国内でもごくわずかとのことです。私もスピングルムーヴを履いているのですが、軽くてしなやか!履き心地は抜群です。

以前から応援していたのですが、日本製にこだわったものづくりをしているブランドが日の目を浴びるのは嬉しいことですね。ちなみに小田急ハルク館のB1で、今日から(確かそうだったはず)パターンオーダーフェアをやっていますので、気になる方は出かけてみてください。

小田急ハルク2Fショーウィンドウの画像

がんばれニッポン、ですね!

助成事業

皆様は補助金や助成金をご存知でしょうか。

以前から支援していました法人が、『「東京都地域中小企業応援ファンド」助成対象事業』に採択され、本日説明会に同行してきました。上限800万円の助成金を頂けることになるのですが、しっかりと支援を行い、成長の機会としていきます。

最先端の事業など、大手企業に対する支援だけではなく、中小企業にも幅広い支援施策がたくさんあります。ハードルの高さも多様。しかし、実際に施策を活用しようとしても、どの施策が自社に最適なのかが分かりづらいですよね。

そんな時こそ、中小企業診断士でもある私に一声かけてください!

フェイスブック

昨日、遅ればせながらフェイスブックの登録をしました。

理由は、業務の関係でフェイスブックの知識が必要になったためです。そうであればまず自分で体験することが一番。未だ理解していない部分もありますが、何とか必要な部分は記述しました。目的はファンページの設定でしたが、そこまで至らず。うーん、残念。

ソーシャルメディアの有用性は以前から感じていたのですが、ツールを活用したビジネスに関しては良いものと悪いものがあると判断してきました。良いものはブログやユーチューブ、ユーストリーム。新聞や雑誌、テレビなどの従来型メディアに置き換わり、個人が運営できる強力なメディアになると核心していました。

一方、以前のSNSに対しては、情報をクローズする必要性が理解できず(現在はオープンだが)、疑問が残っていました。また、ツイッターは本質的にブログと同じと思え、ストック機能が弱い点で興味が持てませんでした。

そんな中、店舗ビジネスへの活用をうたう人たちが出てきて、げんなり。『営業中にツイッターをやる暇があったら接客しろよ』、『客がいなければ呼び込みしろよ』、と未だに思ってしまうわけです。フラッシュマーケティングへの効果は認めていましたが、年始のつまらぬ問題で社会的な評価も下がったのではないでしょうか。

フェイスブックには興味津々。情報はオープンですし、国外との懸け橋として海外展開を標榜する企業に対しては非常に有効なツールといえます。英語が必要になってきますが、今後、ビジネスユースとしてもさらに活況を示すことでしょう。

あっ、英語が達者ではない私には無用の長物かも!

東京スカイツリー

昨日、東京スカイツリーを見てきました。

押上にある企業さんを訪問した後、てくてくと歩いてみました。現在584mの高さまで建築されており、すでに堂々たる佇まいを醸し出していました。昔からタワーにはなぜかひかれることが多く、東京タワーをはじめ京都タワーや名古屋テレビ塔、神戸ポートタワー、福岡タワー、そして通天閣、さまざまなタワーに昇ってはドキドキしていました。

ただ、今回は街並みがどのように変わっているかを見たくてうろうろとスカイツリーを一周してみたのですが、ほとんど変化が無いことに驚きました。ニュースなどでは早くも観光地として・・・、と聞いていたにもかかわらず。土日には出店などが出ているのでしょうか?

歩いている際、このスカイツリーは何のシンボルになるのかなーとぼんやり考えていました。東京タワーや通天閣のように高度経済成長のシンボルにはならないでしょうが、新たな時代の幕開けにつながると良いですね。

そういえば『東京タワー』、いまさらですが良い映画でした!

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